スタッフブログ
2016年6月21日 火曜日
心筋梗塞
名古屋市天白区の男性
4月より施術を開始しました。
現在、腰部の疼痛・両上下肢の痺れの緩和、体幹・下肢の筋力向上、起居動作の維持・改善を目標に施術を行っています。
施術内容は、全身のマッサージ(頚部は除く)、上下肢・手指のROM、下肢の抵抗伸展運動(左右各10〜15回)、端座位にて爪先・踵上げ、膝上げ(左右各10回)、
立ち上がり訓練(5〜10回)、立位でのバランス訓練、スクワット(10回)等を行っています。
頚部腰部脊柱間狭窄症、心筋梗塞、以前に軽度の脳梗塞(左麻痺)あり。
腰痛が以前から時々起こるようです。痛みの強い時はコルセット使用。
マッサージ開始時は胸のだるさや運動時の息切れあり。ただ立位での足踏みや、歩行訓練等は少なめなら行える。
5月10日、気を失い転倒し検査予定より早めに入院。
5月20日、マッサージ再開、胸のだるさや息切れは緩和。上下肢の痺れと左下肢の麻痺が
悪化する。
左下肢の腰〜足底まで感覚鈍くなり、立位にて腰が引けて膝過伸展状態や、バランス訓練
にて膝折れしてしまう。
転倒危険により歩行訓練中止。
6月7日、二日前の夜にトイレの際に左足が滑り転倒、左足と右肩、右臀部を打撲。
左下肢の感覚麻痺、筋力低下が開始時より強まっています。
マッサージや運動訓練、バランス訓練等を行い、疼痛・痺れの緩和、起居動作の維持を図りたいと考えています。
2016年6月17日 金曜日
痙性麻痺
名古屋市瑞穂区の男性
現在、坐位バランスの向上、上肢の疼痛緩和、体幹・下肢の筋力向上、起居動作の維持・改善を目標に施術を行っています。
施術内容は全身マッサージ、四肢のROM、側臥位にて下肢外転運動(左右10回ずつ)、
仰臥位にてヒップリフト・腹筋(10回程度)、
下肢伸展自動運動・足関節背屈運動(10回程度)、端座位にて坐位バランス訓練、
立位訓練(5回)等を行っています。
頚部脊柱管狭窄症、痙性四肢体幹麻痺(右>左)、臀部に褥瘡あり、
右股関節屈曲MMT 0~1程度、右足関節背屈制限(筋緊張による)、
四肢体幹の体表感覚の痺れあり。左小円筋部、両肩甲間部の緊張・疼痛あり。
右手指の拘縮あり。
右上腕~肘部の痛みは強く続いています。
足部の浮腫、顔の肌荒れが時折起こります。
左上肢の疼痛は緩和しています。
5月23日、ヒップリフトや腹筋、立位訓練で力入らず。前日に少し微熱あり。
5月以降、立位訓練で膝が伸展しきらず震えが止まらないことが多いです。
また体幹運動でも力の入りにくい日が増えています。
立位訓練や体幹運動も調子をみて行い、他にも力の入れやすい運動を増やすことを考えて
います。
2016年6月16日 木曜日
くも膜下出血後遺症
名古屋市天白区の女性
現在、全身の筋緊張と関節拘縮の緩和を目標に施術しています。
施術内容は全身のマッサージ、四肢の関節可動域訓練、可動範囲内での四肢の他動運動を行っています。
両上下肢の関節可動域
左側 肩関節 屈曲 60° 外転 60°
肘関節 屈曲 80°
手関節 背屈 -50°
股関節 屈曲 70°
膝関節 屈曲 10°
足関節 強度の尖足状態
右側 肩関節 屈曲 45° 外転 45°
肘関節 屈曲 80°
手関節 背屈 -50°
股関節 屈曲 70°
膝関節 屈曲 10°
足関節 強度の尖足状態
日差があります。膝関節の硬さが目立つので、大腿四頭筋や膝蓋骨、腓骨などの周囲も念入りに動かしています。
今後も全身の筋緊張と関節拘縮の緩和を目指して施術していきたいと考えています。
2016年6月10日 金曜日
弛緩性麻痺
名古屋市千種区の女性
現在、全身の筋緊張、左上下肢の関節拘縮、疼痛の緩和を目標に施術しています。
施術内容は、全身のマッサージ、関節可動域訓練、右上下肢の自動運動、左上下肢の他動運動等、体幹エクササイズ、ヒップリフト、座位保持等を行っています。
左上下肢に関節拘縮と弛緩性麻痺あり。両足部に軽度の浮腫あり。
左上肢の動作時にピリピリする痛みを感じることが多いです。
4月は左頚部の痛みの訴えが多かったです。
5月下旬に右膝を捻ったようで、動かすと痛みが強く膝蓋骨内側でやや熱感がありました。
6月初旬に受診され、痛み止めの薬を処方されたとのことで、それ以降は痛みの訴えはなく落ち着いた様子です。
起床や横になる際、腰部や腹部に痛みが生じることが多かったです。
全体的に緊張が高い状態です。
座位は不安定なことが多く、ご自身でコントロールすることが難しい様子です。
今後も疼痛の緩和を図り、運動機会を増やしながら座位保持の安定性の向上に繋げていきたいと考えています。
2016年6月8日 水曜日
認知機能の低下
名古屋市緑区のグループホームにお住まいの女性
現在、全身の筋緊張緩和、頸部痛の緩和、両下肢筋力低下の予防、姿勢の矯正を目標に施術しています。
施術内容は、全身のマッサージ、側臥位での下肢抵抗運動法(左右10回×1)、両下肢のストレッチ、基本動作訓練、歩行訓練(5m×2)を行っています。
頸肩背部の筋緊張が強い。
歩行時、座位時で円背姿勢。
左右下肢筋力(MMT4弱程度)。
歩行時、頭部が下がる傾向が強い。
認知機能の低下が見られる。
特に変化はありませんが、普段から頭が下がり常に頸肩背部に負担が掛かる姿勢の為、筋緊張が強く見られます。歩行訓練は手引き歩行ですが、頭が下がり下を向くことが多いのでなるべく頭部を上げ歩くように指導しています。引き続き、筋緊張緩和と姿勢の矯正を中心に施術していきます。
