スタッフブログ
2016年6月17日 金曜日
痙性麻痺
名古屋市瑞穂区の男性
現在、坐位バランスの向上、上肢の疼痛緩和、体幹・下肢の筋力向上、起居動作の維持・改善を目標に施術を行っています。
施術内容は全身マッサージ、四肢のROM、側臥位にて下肢外転運動(左右10回ずつ)、
仰臥位にてヒップリフト・腹筋(10回程度)、
下肢伸展自動運動・足関節背屈運動(10回程度)、端座位にて坐位バランス訓練、
立位訓練(5回)等を行っています。
頚部脊柱管狭窄症、痙性四肢体幹麻痺(右>左)、臀部に褥瘡あり、
右股関節屈曲MMT 0~1程度、右足関節背屈制限(筋緊張による)、
四肢体幹の体表感覚の痺れあり。左小円筋部、両肩甲間部の緊張・疼痛あり。
右手指の拘縮あり。
右上腕~肘部の痛みは強く続いています。
足部の浮腫、顔の肌荒れが時折起こります。
左上肢の疼痛は緩和しています。
5月23日、ヒップリフトや腹筋、立位訓練で力入らず。前日に少し微熱あり。
5月以降、立位訓練で膝が伸展しきらず震えが止まらないことが多いです。
また体幹運動でも力の入りにくい日が増えています。
立位訓練や体幹運動も調子をみて行い、他にも力の入れやすい運動を増やすことを考えて
います。
2016年6月16日 木曜日
くも膜下出血後遺症
名古屋市天白区の女性
現在、全身の筋緊張と関節拘縮の緩和を目標に施術しています。
施術内容は全身のマッサージ、四肢の関節可動域訓練、可動範囲内での四肢の他動運動を行っています。
両上下肢の関節可動域
左側 肩関節 屈曲 60° 外転 60°
肘関節 屈曲 80°
手関節 背屈 -50°
股関節 屈曲 70°
膝関節 屈曲 10°
足関節 強度の尖足状態
右側 肩関節 屈曲 45° 外転 45°
肘関節 屈曲 80°
手関節 背屈 -50°
股関節 屈曲 70°
膝関節 屈曲 10°
足関節 強度の尖足状態
日差があります。膝関節の硬さが目立つので、大腿四頭筋や膝蓋骨、腓骨などの周囲も念入りに動かしています。
今後も全身の筋緊張と関節拘縮の緩和を目指して施術していきたいと考えています。
2016年6月10日 金曜日
弛緩性麻痺
名古屋市千種区の女性
現在、全身の筋緊張、左上下肢の関節拘縮、疼痛の緩和を目標に施術しています。
施術内容は、全身のマッサージ、関節可動域訓練、右上下肢の自動運動、左上下肢の他動運動等、体幹エクササイズ、ヒップリフト、座位保持等を行っています。
左上下肢に関節拘縮と弛緩性麻痺あり。両足部に軽度の浮腫あり。
左上肢の動作時にピリピリする痛みを感じることが多いです。
4月は左頚部の痛みの訴えが多かったです。
5月下旬に右膝を捻ったようで、動かすと痛みが強く膝蓋骨内側でやや熱感がありました。
6月初旬に受診され、痛み止めの薬を処方されたとのことで、それ以降は痛みの訴えはなく落ち着いた様子です。
起床や横になる際、腰部や腹部に痛みが生じることが多かったです。
全体的に緊張が高い状態です。
座位は不安定なことが多く、ご自身でコントロールすることが難しい様子です。
今後も疼痛の緩和を図り、運動機会を増やしながら座位保持の安定性の向上に繋げていきたいと考えています。
2016年6月8日 水曜日
認知機能の低下
名古屋市緑区のグループホームにお住まいの女性
現在、全身の筋緊張緩和、頸部痛の緩和、両下肢筋力低下の予防、姿勢の矯正を目標に施術しています。
施術内容は、全身のマッサージ、側臥位での下肢抵抗運動法(左右10回×1)、両下肢のストレッチ、基本動作訓練、歩行訓練(5m×2)を行っています。
頸肩背部の筋緊張が強い。
歩行時、座位時で円背姿勢。
左右下肢筋力(MMT4弱程度)。
歩行時、頭部が下がる傾向が強い。
認知機能の低下が見られる。
特に変化はありませんが、普段から頭が下がり常に頸肩背部に負担が掛かる姿勢の為、筋緊張が強く見られます。歩行訓練は手引き歩行ですが、頭が下がり下を向くことが多いのでなるべく頭部を上げ歩くように指導しています。引き続き、筋緊張緩和と姿勢の矯正を中心に施術していきます。
2016年6月7日 火曜日
耳鳴りとめまい
名古屋市天白区の男性
現在、全身の筋緊張緩和、頸肩部の疼痛緩和を目標に施術しています。
施術内容は、座位、仰臥位でのマッサージ、上肢のストレッチを行っています。
頸部(板状筋、斜角筋、胸鎖乳突筋)肩部(僧帽筋の上中部)の筋緊張あり。
肘関節周辺と膝関節周辺の動作時に時折、急激な筋緊張によりつる事が見られる。
顔面部、四肢全体の浮腫あり。
手掌に発赤あり。(手をつくと小指側に痛みあり。)
常時耳鳴りと頭部を斜めにするとめまいがある。
舌に潰瘍ができやすく、仰臥位では唾液がこぼれやすい。
ベッドからの起き上がり時に時間がかかりふらつく。
主に頸肩部の筋緊張が強くマッサージ後は筋緊張が緩和されるが時間が経つと元にもどる様子です。
常に頭部が重い感じがあり前傾姿勢が見られます。不定愁訴の倦怠感や疼痛が見られます。
引き続き筋緊張緩和と疼痛緩和を中心に施術していきます。