スタッフブログ
2015年5月2日 土曜日
大腿骨頚部骨折後の方への訪問リハビリマッサージ
名古屋市天白区のグループホームにお住まいの86歳女性
1月6日の夜にベッドから転倒し大腿骨転子部骨折で入院、1月7日に手術、1月19日に退院しました。
現在、左上下肢の疼痛緩和、起居動作の改善を目標に施術を行っています。
施術内容は下肢中心に全身マッサージ、上下肢ROM、仰臥位にて下肢伸展運動(10回)、股関節外転運動(10回)、
端座位にて、つま先上げ・踵あげ(各10回)上肢挙上(10回程度)、手すりを持って立ち上がり訓練(10回程度)、立位にてバランス訓練等を行っています。
可動域制限は、左股関節(屈曲100°程度、外転30°程度)、左膝関節(伸展−5°程度)
1月中は左下肢を動かすと創部痛を強く訴えていました。その後徐々に疼痛緩和。
現在、車椅子等で長時間、股関節屈曲位を取った後にベッド上で伸展すると左大腿部前面に動作時痛を訴えます。完全伸展にて治まります。
3月3日左膝蓋骨上部の浮腫、熱感、圧痛あり。2週間程で緩和するが時折、軽度の浮腫・熱感出ています。
3月31日、スタッフより夜間に左肩と左股関節の痛みが出ていると言われました。左を下にして寝てしまうようなのでクッション等で左が圧迫されないように伝えました。
起位動作は寝返り・起き上がり自立、移乗・立ち上がりは見守りにて行えています。左足に加重すると疼痛を訴えます。
痛みを確認しながら、立ち上がりや立位バランス訓練にて左足加重を行っています。
引き続き疼痛緩和を図り、痛みを確認しながら動作訓練を増やしていきたいと考えています。
大腿骨頚部骨折後の訪問リハビリマッサージの事なら・・・やわら在宅マッサージ![]()
2015年5月1日 金曜日
廃用症候群の方
名古屋市天白区のグループホームにお住まいの92歳女性
現在、下肢の疼痛・浮腫の緩和、全身の筋緊張緩和、下肢筋力・起居動作の維持・改善を目標に施術を行っています。
施術内容は、全身のマッサージ、体幹・股関節・下肢のストレッチ、ROM訓練、立位保持訓練(10秒×2回)、手引きでの歩行訓練(10〜15m程度)を行っています。
全身の筋緊張が強い(背部、大腿外側部)。
両手足の冷え(特に右)、両足指外反母趾あり。
円背、右肩関節(屈曲・外転80°程度)、左肩関節(屈曲・外転90°程度)、膝関節(伸展制限−10°程度)あり。
三ヶ月前に比べて歩行距離変わりありません。現在は手引きで部屋から10〜15m程歩けています。
歩行前にベッドサイドで前方介助にて立位保持、バランス訓練を行い下肢の動きの改善を図っています。
2月13日、右膝〜足関節、足背部にかけての浮腫が悪化する。2週間程で徐々に緩和。
3月4日、右手指の関節が固く指の間の皮膚の荒れあり。
3月27日右手指、右足背の血行不良・浮腫が目立つ。マッサージ・ROM後緩和する。
声かけに対する反応が悪い時や車椅子で眠っていることも多いです。車椅子で寝るときは前屈・右傾斜が強いので血行に悪影響かもしれません。
引き続き、筋緊張緩和や血行不良・浮腫の改善、起居動作の維持改善を目標に施術を行いたいと考えています。
寝たきりによる廃用症候群に対する訪問リハビリマッサージの事なら・・・やわら在宅マッサージ
2015年4月30日 木曜日
変形性膝関節症による歩行困難
名古屋市天白区にお住まいの90歳女性
現在、腰下肢・右肩関節の疼痛緩和と起居動作の安定を目標に施術しています。
施術内容は、全身マッサージ、上下肢ストレッチ、立ち上がり訓練(5〜8回)、立位保持(10秒×5)・足踏み(10回×2)等を行っています。
右仙腸関節、下部腰椎に変形あり。
左側臥位になる時に右仙腸関節〜大転子にかけて痛みを訴えます。
背腰部、両大腿部、大胸筋、三角筋の筋緊張強い。前傾姿勢も強い。
両上肢筋力低下(MMT2程度、左が特に弱い)
1月28日に風邪気味で体調悪くなる。起居動作時に息切れが目立ちました。
起き上がりが自力でできず困っていると。側臥位にて下肢がベッドからしっかり降ろせていないので、上肢に負担がかかっている様子。指示を与えると行えます。
起居動作は基本的に口頭指示にて行えますが、普段はやり方や手順を忘れてしまうと仰っていました。
施術の際に思い出しながら動いたり、紙に手順を書いて貼ってもらっています。
3月下旬より右足背部の浮腫、水虫の悪化から皮膚の荒れが出ています。
立位訓練や足踏み等の動作は三ヶ月前と変わりありません。普段から自主的に立ち上がり訓練を行ってくれています。
転倒等に気をつけながら、引き続き運動訓練を行い、起居動作の改善や疼痛緩和を図りたいと考えています。
変形性膝関節症に対する訪問リハビリマッサージの事なら・・・やわら在宅マッサージ
2015年4月29日 水曜日
名古屋市緑区のグループホームにお住まいの方
脳梗塞後遺症・四肢筋力低下で歩行困難な86歳女性
現在、体幹・下肢の筋力向上、両下肢の浮腫低下、起居動作の維持向上を目標に施術を行っています。
施術内容は、全身のマッサージ、体幹・両下肢のストレッチ、坐位での姿勢矯正、立ち上がり訓練(5回程度)、
立位保持訓練(10秒×5回程度)を行っています。
12月の右下腿感染症による炎症・発赤は徐々に緩和し、2月初めには以前の状態に戻りました。
両下肢の浮腫あり(特に右足、足関節部)。
起居動作は全介助状態が続いています。
円背・右側彎が強い。座位・立位時に前傾姿勢が強い。
全身(特に下肢)の筋力低下は続いていますが、日によって立ち上がり時に軽介助にて行えます。
現在、前方からの介助にて脇を抱えて立位保持訓練を行い、手すりにて腰部を支えて数回立ち上がり訓練を行っています。
引き続き、筋力・起居動作向上、浮腫改善を目標に施術を行っていきたいと考えています。
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2015年4月28日 火曜日
脳梗塞・廃用症候群の方
名古屋市天白区にお住まいの86歳女性
3月4日に血圧・酸素濃度低下により緊急搬送。即日退院。軽い心筋梗塞の疑いとのこと。
1週間マッサージ中止し再開、状態は以前と変わりありませんでした。
4月4日に脳梗塞にて入院しました。
入院までは廃用症候群の緩和、上下肢の関節拘縮の改善、下肢の浮腫緩和を目標に施術を行っていました。
施術内容は、全身マッサージ、上下肢・手指のROM訓練、寝返り訓練、頚部ストレッチ等を行っています。
パーキンソン病の診断有り。
足背部の浮腫は緩和傾向。
日差はあるが上肢帯・手指の緊張(特に右上肢)は続いている。
右股関節の内転・内旋緊張あり。右足関節内返し緊張。
関節可動域は、右肩関節(屈曲80°・外転90°程度)、右肘関節(伸展-40°程度)
両膝関節(伸展-20°程度)
両手指・手関節の屈曲緊張が強いですが(右>左)、ROM訓練後は緊張が緩和されます。
三ヶ月前と比べて声かけに対する反応は良好でした。
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