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現在、腰下肢の疼痛・緊張緩和と起居動作の維持・改善を目標に施術を行っています。

施術内容は、臀部～両下肢にかけてのマッサージ・ストレッチと両腕（特に左）マッサージを行っています。

三ヶ月前と比べて、波はありますが歩行で足の出やすい日が増えているとおっしゃっていました。

腰部は起き上がり時の痛みが強いとのことです。痛みが強い日は痛み止めでコントロールされています。マッサージ後は歩行がしやすいとおっしゃっています。

また左手指の屈曲が若干目立っています。本人も動かしにくく、力も入らないとよく訴えられます。

左の前腕から手掌・手指にかけて念入りにマッサージを行い、指や手首のストレッチを本人にも普段からやってもらっています。

最近臥位の状態が多く、一番楽だとよくおっしゃっております。離床時間が低下しすぎないよう、マッサージ・ストレッチ等で少しでも楽に身体を動かせるようになればと考えています。

現在、体幹・下肢の筋力向上、両下肢の浮腫の低下、起居動作の維持・向上を目標に施術しています。

施術内容は、全身のマッサージ、体幹・両下肢のストレッチ、ベッド上での両下肢の運動訓練、腰上げ、立ち上り訓練、立位でのバランス訓練、手引き歩行等を行っています。

右膝は日によって若干熱感があり、右膝の疼痛も時々訴えます。伸展制限もあります。

両足背～足関節付近の浮腫（右＞左）が強くなっているので、軽擦法を中心にマッサージを行い、普段は足の挙上をお願いしています。

ここ二ヶ月ほどは歩行時にふらつきや膝折れが目立つので歩行は中止しています。

下肢筋力の低下を防ぐために、手すりでの立ち上がりと立位保持の訓練を増やしています。

運動訓練、マッサージ・ストレッチ等で体幹・下肢筋力の低下を防ぎ転倒予防や起居動作の向上につなげていきたいと考えています。