スタッフブログ
2015年9月10日 木曜日
頸椎損傷の方
現在、麻痺による筋緊張の緩和、痛み・痺れの緩和、動作の改善を目標に施術しています。
施術内容は、四肢・体幹のマッサージ(頚部を除く)、四肢のストレッチ等を行っています。
5月下旬頃から下肢のストレッチ時に以前には感じなかった筋肉が伸びる感覚を訴える。
同時にこの頃から下肢の重だるさや動きの悪さを強く感じるようになり、麻痺が悪化したのかと不安感を訴えるようになりました。
歩容などの動きに変化はないのですが、筋肉から伝わってくる感覚が鋭くなってきたのかなと考えています。
右手親指の痺れが緩和して物が掴みやすくなったようです。
他の四肢の痺れや肘の痛みは強くなっているようです。
下肢筋力 MMT4程度 軽い抵抗をかけて運動を行うことは出来ますが、麻痺により動きはぎこちないです。
寝返り・起き上がり・立ち上がりは柵を使わずに出来ています。屋内歩行時、杖は使用していません。
右大腿部の筋緊張が顕著でしたが、最近は緩和状態にあります。
8月8日足の上がりが良好で、自力で浴槽に入れたとの事です。
歩行時の床がふわふわした感じや膝にバネが入っている感覚は残存しています。
ふくろはぎの痙攣はありますが、踵の痛みはなくなったようです。
左下腿部に若干の浮腫が見られることもあります。
今後も筋緊張・痺れ・痛みの緩和による動作の改善を目標に施術していきたいと考えています。
2015年9月9日 水曜日
浮腫の緩和と下肢筋力の向上を目標に施術
名古屋市中区にお住まいの女性
現在、浮腫の緩和、下肢筋力の向上による起居動作の維持・改善を目標に施術しています。
施術内容は、全身のマッサージ・下肢の筋力訓練、端座位からの立ち上がり訓練(7回)、
立位での踵上げ訓練(10回)、歩行訓練(廊下2周)等を行っています。
下肢の浮腫は概ね緩和傾向にあります。一日中椅子に座っている状態を考えると許容範囲ではないか
と考えます。
この3ヵ月間、声かけに対する反応や動きが良好でした。
声かけによる指示を出せば、寝返り・起き上がり・立ち上がり動作を柵に捕まって自力で行ってくれて
います。
ベッド上での下肢の運動も指示通り行うことが出来ます。
下肢筋力(MMT4程度) 軽い抵抗をかけても運動を行うことが出来ます。
目立った関節拘縮はありませんが円背姿勢は強いです。
5月18日朝、旦那様がまだ寝ている時にお薬やスポンジを食べてしまった。
7月16日昼、旦那様が屋上で洗濯物をしている時に靴を履いてCBCの建物まで行かれる。
知り合いに発見してもらい無事家に戻る。
今後も浮腫、筋力低下など廃用症候群の緩和を目標に施術していきたいと考えています。
浮腫の緩和と下肢筋力向上に関する施術の事なら・・・やわら在宅マッサージ
2015年8月21日 金曜日
認知症・歩行困難な方
名古屋市天白区にお住まいの女性
現在、下肢の疼痛・浮腫の緩和、全身の筋緊張緩和、下肢筋力・起居動作の維持・改善を目標に施術を行っています。
施術内容は、全身のマッサージ、体幹・股関節・下肢のストレッチ、ROM訓練、立ち上がり訓練(3回)、立位保持訓練(10秒×2回)、手引きでの歩行訓練(10〜15m程度)を行っています。
全身の筋緊張が強い(背部、大腿外側部)。
両手足の冷え(特に右)、両足指外反母趾あり。
円背、右肩関節(屈曲・外転80°程度)、左肩関節(屈曲・外転90°程度)、膝関節(伸展制限−10°程度)あり。
現在は手引きで部屋から10〜15m程歩けています。
歩行前にベッドサイドで前介助にて立位保持、バランス訓練を行い、足の出の改善を図っています。
4月15日右手甲の皮膚の破れあり、出血している。
5月中旬より、下肢の浮腫や血行が改善傾向にある。
6月16日、スタッフよりトイレ等での立位保持が難しいことが増えたと言われる。
手すりでの立位だとすぐに腰を下ろそうとしてしまいます。
車椅子で寝るときは前屈・右傾斜が強いので血行に悪影響かもしれません。
引き続き声かけを行いながら筋緊張緩和や血行不良・浮腫の改善、起居動作の維持改善を目標に施術を行いたいと考えています。
2015年8月20日 木曜日
大腿骨頚部骨折術後の訪問リハビリマッサージ
現在、左上下肢の疼痛緩和、起居動作の改善を目標に施術を行っています。
施術内容は下肢中心に全身マッサージ、上下肢ROM、仰臥位にて下肢伸展運動(20〜30回)、股関節外転運動(20回)、
端座位にて、つま先上げ・踵あげ(各10回)上肢挙上(10回程度)、手すりを持って立ち上がり訓練(10回程度)、立位にてバランス訓練、足踏み(20〜30回)等を行っています。
可動域制限は、左股関節(屈曲110°程度、外転30°程度)、左膝関節(伸展制限−10°程度)
左大腿部前面の疼痛はベッドで横になる時に訴えますが痛みは緩和しています。
また左膝蓋骨上部の浮腫も6月中旬より緩和しています。
6月30日、朝から右肩甲骨内側の痛みを訴える。触るとかなり痛み有り。運動終わる頃には消失する。
起位動作は全て見守りで行える。立位での足踏み、初め数回は左股関節に痛み出るがその後は大丈夫。
引き続き疼痛緩和を図りながら、立位等の動作訓練を増やしていきたいと考えています。
大腿骨頚部骨折術後の訪問リハビリマッサージの事なら・・・やわら在宅マッサージ
2015年8月19日 水曜日
脊髄小脳変性症の方に対する訪問リハビリマッサージ
4月8日より脈拍が早くてマッサージを中止していましたが体調が落ち着いたので5月中旬より再開。
現在は頚肩部〜腰部、顔面部の緊張緩和、起居動作の維持、嚥下の安定を目標に施術を行っています。
施術内容は、全身・顔面〜頚部マッサージ、ストレッチ、上下肢のROM等を行っています。
脊髄小脳変性症で運動失調あり。
マッサージ再開後、血圧は収縮期110〜140、拡張期60〜80、脈70〜80程でしたが朝食の時間を変更してもらうと脈拍は60台に落ち着きました。
血圧はマッサージ前と後で約10低下しています。
脊柱起立筋・腰方形筋の緊張は続いています。時折、右三角筋、大腿部前面等の痛みが出ています。
嚥下機能が低下しており飲み込みに時間がかかっています。頚部マッサージ・ストレッチ、頚部抵抗運動などを行っています。
運動麻痺の方に対する訪問リハビリマッサージの事なら・・・やわら在宅マッサージ