スタッフブログ
2017年5月24日 水曜日
転倒予防
名古屋市天白区のグループホームにお住まいの男性
現在、左上下肢・腰部の疼痛緩和、下肢筋力の向上、起居動作の向上を目標に施術を行っています。
施術内容は、全身のマッサージ、両上肢のROM、下肢伸展・屈曲抵抗運動(10回)、側臥位での下肢外転運動(左右10回)、ヒップリフト・腹筋(各10回)、端座位にて上肢挙上運動(10回)、立ち上がり訓練(10回)、立位にて踵あげ(10回)、スクワット(10回)、腰を支えて杖歩行(20~30m)等を行っています。
左大腿骨頚部骨折、左上腕骨骨折の既往歴有り。腰椎圧迫骨折有り。
下肢筋力低下(左>右)、左股関節は立ち上がり時の疼痛が軽減しています。
3月6、8日、腰の痛み有り。立ち上がり時に腰の介助を多めに行う。
両手指屈曲可動域、左右とも70°程度。左肩関節屈曲110° 外転100°程度。共に日差あり。
立ち上がりや杖歩行時にふらつき等が見られる日もありますが、歩行動作は安定してきています。痛みの訴えは前回と変わりありません。
その日の調子を確認して運動訓練をおこない、転倒予防、歩行・起居動作の向上に繋げていきたいと考えています。またマッサージや関節運動を行い、手指の疼痛・拘縮緩和を図っていきたいと考えています。
2017年4月21日 金曜日
認知症の方
名古屋市緑区の女性
現在、体幹・下肢筋力向上による歩行の安定を目標に施術しています。
施術内容は、体幹・両下肢のマッサージ、ROM訓練、端座位からの立ち上がり訓練(10回)、
踵上げ・腿上げ訓練(10回×3)、歩行練習(廊下を往復3周)等を行っています。
3月より声を出す目的で数を数えながら運動訓練や歩行練習を行っています。
また頸部など発声器官へのマッサージも開始しました。調子の良い時は大きく通る声が出ます。
右股関節部の痛みは現在訴えていません。
右股関節90°屈曲時や歩行時も痛がる様子はありません。
運動訓練は拒否することもなく淡々と行ってくれています。
歩行状態は前傾姿勢で転倒しやすい状態にあると考えられます。
今後も現在の筋力維持・向上による転倒予防を目標に施術していきたいと
考えています。
2017年4月21日 金曜日
脳梗塞後遺症の方
名古屋市千種区の男性
現在、左半身の機能向上、両下肢・体幹の筋力向上、疼痛緩和を目標に施術しています。
施術内容は、左半身のマッサージ・ストレッチ、両下肢・体幹の筋力訓練、
起き上がり・立ち上がり・立位保持・移乗訓練等を行っています。
基本動作はなるべくご自分でやって頂き、一部介助という形で起居動作訓練を行っています。
今年に入ってから動きが悪くなり、立ち上がり動作が困難、全介助状態になりました。
手すりを使った立ち上がり・立位保持訓練等を重点的に行う。
4月初旬現在、立ち上がり・立位保持動作に関して柵を持って見守りにて行っています。
ただ最近は左膝の痛みを訴えるようになり、マッサージ、ストレッチを行いながら様子をみています。
車椅子に座っている時に体が前屈みになっている状態が以前より目につくようになりました。
腰部~臀部~大腿後面部の鈍痛の訴えは少なくなっています。
その他、頸部や肩甲骨周囲の痛みを訴えることも時折あります。
目立った関節拘縮はありません。
下肢に浮腫がみられます。
今後も起居動作の向上と疼痛緩和を目標に施術していきたいと考えています。
2017年4月21日 金曜日
右足の痛む方
名古屋市天白区の女性
現在、立位保持の安定と廃用症候群の緩和を目標に施術しています。
施術内容は、体幹・両下肢のマッサージ、ストレッチ、体幹・下肢の自動運動、端座位保持訓練、
立位保持訓練等を行っています。
変形性脊椎症により腰痛あり。
1年前くらいから右膝の痛みが出て、今年3月頃より症状が強くなる。
更衣介助の際、せめて2分以上の立位が取れればとの息子様のご希望があります。
現状、介助しながらの立位保持でも右下肢を浮かせるような形で荷重がかかるのを避けている
ご様子です。特に腫れている様子もなくベッド上での自他動運動時に痛みを訴えることはありません。2月頃からの右踵の皮膚の状態もあるかと思われます。
体幹・右下肢とも夕方より朝の方が筋緊張は強くなっています。寝ている間の動きはあまりないようです。デイサービス後の動きは良いです。
こちらの指示を受けた運動はなんとかできています。
右膝や右踵の痛みがあるため立位訓練など無理はできませんが、現状の筋力維持と関節可動域は確保していきたいと考えています。
2017年4月20日 木曜日
発声
名古屋市瑞穂区の男性
現在、斜頸の緩和、右足首の可動域拡大など筋緊張緩和を目標に施術しています。
施術内容は、全身のマッサージ、ストレッチ等を行っています。
前回の報告書で書かせて頂いた頚部痛は現在訴えていません。
右頸部、右下肢を中心に右半身の筋緊張が強い状態です。
斜頸に関して、マッサージやストレッチの後は正常位に戻りますが恒常的な改善には
至っていません。
最近、言葉が以前よりも聞き取りにくくなっているとの事で施術中はなるべく会話をしながら
発声に関わる筋などを刺激する目的でマッサージしています。
今後も全身の筋緊張緩和と関節可動域の改善を目標に施術していきたいと考えています。