スタッフブログ
2017年4月14日 金曜日
大腿骨頚部骨折後の方
名古屋市天白区のグループホームにお住まいの女性
現在、左上下肢の疼痛緩和、起居動作の改善を目標に施術を行っています。
施術内容は下肢中心に全身マッサージ、上下肢ROM、仰臥位にて下肢伸展運動(20~30回)、股関節外転運動(20回)、ヒップリフト(20回)、
端座位にて、大腿四頭筋の筋力訓練(10秒維持×5回)、上肢挙上(10回程度)、手すりを持って立ち上がり訓練(10回程度)、立位にてバランス訓練、踵あげ(10回)を行っています。
可動域制限は、左股関節(屈曲110°程度、外転30°程度)、左膝関節(伸展制限-10°程度)。
左股関節部の荷重時の痛みが続いています。右下肢の浮腫、熱感は軽減しています。
起居動作は全て見守りで行える。仰臥位になる時に左股関節から腰部に疼痛を訴えます。
10月より左股関節手術部の荷重時痛強く立位足踏みや歩行は中止しています。
立位訓練でも座る時に痛みが強く出ています。
本人も移乗や立ち上がりの際に左荷重を避けているので、左下肢の大腿部など若干細くなっています。
荷重以外での下肢運動を増やし、痛みに配慮しながら筋力低下を防げたらと考えています。
投稿者 セレオ八王子歯科クリニック | 記事URL