スタッフブログ
2016年10月6日 木曜日
認知症の方
名古屋市緑区のグループホームにお住まいの女性
現在、下肢・腰部の疼痛緩和、起居・歩行動作の維持・改善を目標に施術を行っています。
施術内容は全身のマッサージ、下肢・体幹のストレッチ、下肢の自動伸展運動(左右各10回)、立位での踵あげ(10回)、手すりで足踏み(20回)、歩行訓練(時折手すりを持って20m程)等を行っています。
6月10日、転倒、右大腿部頚部骨折。22日に退院。右下肢の疼痛と下肢全体の強度の浮腫
(左<右)起居動作全般で疼痛強い。
2週間程で疼痛緩和し起居動作は見守り状態に。立位での運動訓練増やす。
8月1日、手すりを持って歩行訓練開始。移動も手引き歩行で行う。疼痛なく行える。
8月22日、認知症状が進み会話が難しい。入居者への暴言が多い。
退院後、身体状況は順調に回復していましたが8月中旬頃より徐々に認知症状が進み不穏
状態です。
立位や歩行の際に目をつむることが増え、以前より介助歩行が不安定です。立ち上がりの
時に痛がることがあります。
意思疎通が難しいですが、歩行動作や筋力が低下しないように運動訓練、歩行練習を続けていきたいと考えています。
2016年9月28日 水曜日
立位の安定
名古屋市瑞穂区の男性
現在、坐位バランスの向上、上肢の疼痛緩和、体幹・下肢の筋力向上、起居動作の維持・改善を目標に施術を行っています。
施術内容は全身マッサージ、四肢のROM、側臥位にて下肢外転運動(左右10回ずつ)、
仰臥位にてヒップリフト・腹筋(10回程度)、
下肢伸展自動運動・足関節背屈運動(10回程度)、端座位にて坐位バランス訓練、
立位訓練(5回)等を行っています。
頚部脊柱管狭窄症、痙性四肢体幹麻痺(右>左)、臀部に褥瘡あり、
右股関節屈曲MMT 0~1程度、右足関節背屈制限(筋緊張による)、
四肢体幹の体表感覚の痺れあり。左小円筋部、両肩甲間部の緊張・疼痛あり。
右手指の拘縮あり。
右上腕~肘部の痛みは強く続いています。
足部の浮腫、顔の肌荒れが時折起こります。
6月下旬頃より右肘の疼痛強く湿布薬使用が増える。
8月頃より運動時に力が入りやすくなってきて、立位での足の震えも減る。
8月22日、前日より風邪気味で喉荒れ。運動は中止。
24日に38℃台の発熱。熱はすぐ下がり風邪症状は9月に入り治まる。
運動訓練や立位での力も戻ってきており、引き続き運動機会を増やしたいと考えています。
2016年9月22日 木曜日
名古屋市千種区のグループホームにお住まいの方
6月より施術を開始しました。現在、腰部の疼痛緩和、起居動作、歩行動作の安定、
改善を目標に施術を行っています。
施術内容は全身のマッサージ、体幹・下肢のストレッチ、腹筋(10回)、ヒップリフト(10回)、立位での前方左右への踏み出し練習(各10回)、
手を持って介助歩行(リビング2周)、等を行っています。
パーキンソン病、レビー小体型認知症で左上肢の不随意運動あり。半年程前に転倒して脊椎骨折の既往歴あり。
マッサージ開始時は腰部と両臀部の疼痛あり、現在は緩和傾向にあり朝の起床時に腰部痛が出ています。
また立位や介助歩行時に膝折れがありましたが、現在は緩和しています。
胸椎の軽度後彎、両臀部大腿外側部の緊張(右>左)あり。
6月下旬頃まで動き始めの腰痛等ありましたが、現在は起床時に限定されています。
臀部~大腿外側の緊張が強いのでストレッチ等を念入りに行っています。
本人も普段から手すりでの足踏みやスクワット等を行っているそうです。
立位・歩行での膝折れは無くなりましたが、時折ふらつきが見られるので運動訓練等で歩行・起居動作の安定を図りたいと考えています。