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2021年9月8日 水曜日

東京パラリンピック

東京パラリンピック、感動しましたsign01

感動的な色んな要素がありすぎて言葉に中々できませんね。

また「わかったように」感じるのもおこがましいのかもしれません。

競技に対する真剣勝負の結果ももちろんそうですが、

一人一人違う、障害を持った経緯、葛藤、家族の思い、支え、それでも前を向く姿勢、境遇に対する反骨精神(競技を見て私が感じたもの)等々。

健常者が想像もつかないような道のりを経て、あの場所でオリンピック選手同様に感情を爆発させて自分の姿を堂々とアピールしていました。

「5年間の努力が報われた」「自分に勝てた」「私が一番」「どうだ見たか」「勝って目立ちたい」「支えてくれた人に恩返しができた」等々色んな思いを

勝手に想像して感動してしまいました。

私が訪問マッサージをしている73歳脊損の女性利用者様は20代前半の交通事故で車椅子生活になりました。(バス乗車中にバスが転落事故)

当初は人から好奇の目で「見られている」意識が強く、外に出ることも出来なかったそうです。

障害を持った方は大抵そういうふうに感じるものだとの事。

一歩外に出て、制限がある身体を精一杯駆使して己の限界を広げていく選択をした選手たちは間違いなく自分に対してすでに勝っているのだと感じました。

「自分に勝った」その姿を見て感動し、賞賛し、尊敬の念が生まれたように感じます。

お互いを敬い、認め合える共生社会の実現が今回のパラリンピックのテーマでもありました。

先述の利用者様が言われた、一過性のブームで終わらせない社会の心構えが必要だと思います。

そして人生は連続的なものではなく、常に非連続なものであり、いつそれまでの生活が一変して障害を持つ身になるかもしれない

という当事者意識も重要になってくるのではないかと思います。

うまくまとめられず長文になってしまいましたが、パラリンピックに対する私の感じた想いを書かせて頂きました。

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