スタッフブログ

2018年1月18日 木曜日

移乗時の痛みの訴えが減る

名古屋市天白区のグループホームにお住まいの女性

現在、左上下肢の疼痛緩和、起居動作の改善を目標に施術を行っています。
施術内容は下肢中心に全身マッサージ、上下肢ROM、仰臥位にて下肢伸展、屈曲運動(20~30回)、股関節外転運動(20回)、ヒップリフト(20回)、
端座位にて、大腿四頭筋の筋力訓練(10秒維持×5回)、上肢挙上(10回程度)、手すりを持って立ち上がり訓練(20回程度)、足踏み(20回)、手すりと側方介助歩行(5〜10m)を行っています。
可動域制限は、左股関節(屈曲110°程度)、左膝関節(伸展制限-10°程度)。
3ヶ月前と比べて身体状況は改善傾向にあります。
起居動作は全て見守りで行えますが左下肢を抱えて行っています。
9〜10月頃より移乗時に痛みの訴えが減り、運動訓練でも左下肢の力が強くなってきました。
10月中旬より手すりで足踏み再開。11月より手すりで介助歩行再開。
左大腿部の疼痛箇所を軽く押さえながら行うと、左足に荷重かけても痛み無く行えています。
大腿部の疼痛のある日は、歩行を止めてスクワットや立ち上がり訓練などを行っています。
普段は移乗や立ち上がりの際に左荷重を避けているので、左下肢の大腿部、下腿部など若干細くなっています。
引き続き、痛みを確認しながら運動訓練を行い、筋力向上、起居動作の安定を図りたいと考えています。

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