スタッフブログ
2017年2月1日 水曜日
廃用症候群により関節拘縮のある方
名古屋市天白区のグループホームの女性
現在、全身の筋緊張緩和、四肢関節拘縮の緩和、廃用症候群の緩和を目標に施術しています。
施術内容は、全身のマッサージ、四肢のROM訓練、ストレッチ、上肢挙上訓練(左右10回)、下肢他動訓練(屈伸10回)、右股関節開脚(10回)等を行っています。
全体的に筋固縮、筋緊張が見られる。
主に右側の上下肢の関節拘縮が強い。
右肩関節屈曲100° 右膝関節伸展-60°程度
上下肢のROM訓練時や関節運動時等の際に筋トーヌスのような不随意運動が起こる。
車椅子での座位姿勢は体が左へ傾く。
基本動作は全介助。
両手足の冷えあり。
両足部浮腫あり。
現在、全身の筋緊張が強く、座位姿勢で左側に傾く事が多い様子です。寒くなってきたせいか、両手足の冷感が見られます。頸部の筋緊張も強く、頭部が後屈して口が開いてしまう姿勢をとります。ベッドから車椅子に移乗する際は両下肢に力が入らない状態ですので全介助にて行っています。
引き続き、全身の筋緊張緩和と関節拘縮の予防を中心に施術していきます。